“卵高騰”最高値を更新…業者訴え「値段たたかないで」「企業努力では難しい部分も」(2023年3月17日)

“卵高騰”最高値を更新…業者訴え「値段たたかないで」「企業努力では難しい部分も」(2023年3月17日)

“卵高騰”最高値を更新…業者訴え「値段たたかないで」「企業努力では難しい部分も」(2023年3月17日)

 16日に発表されたMサイズの卵の卸売価格は、1キロ当たり345円をつけ、最高値を更新しました。

 そんななか、SNSには「最近、お客様に『卵1パック200円台は高すぎ!ぼったくりすぎ!』と言われますが、『もうこれ以上、値段を叩かないで下さい!』」という投稿がありました。

 こう訴えたのは、鶏卵会社・(株)半澤鶏卵に勤務する半澤清哉さん(28)です。

 半澤さんによりますと、1パック当たりの生産者の利益はわずか2%ほど。1パック200円の場合、利益は4円にしかならない計算です。

 さらに、電気代などの高騰が追い打ちを掛けています。

 半澤さん:「私たちも、その分どうすれば、卵をもっと安く生産できるかというところに走ってしまった背景があった。これ以上、コストを下げようとしてしまうと、企業努力では難しい部分も出てきてしまう。少しでも卵の価格をご理解いただけたら、ありがたいなと思っています」

(「グッド!モーニング」2023年3月17日放送分より)
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