王将初防衛の藤井五冠「いい結果残せた」羽生九段「指し手の正確さ精度上げないと…」(2023年3月12日)
将棋の「王将」のタイトルをかけた七番勝負第6局です。防衛に王手をかけた藤井聡太五冠(20)と後がない羽生善治九段(52)、新旧天才対決の行方は。
藤井聡太五冠の地元・愛知県瀬戸市。“大谷”に沸く列島。瀬戸市は“藤井”推しです。
ファン:「きっと、きょうも勝って王将防衛してくれることに期待」「強いところが好き」「ここで決まるかもしれないので来た」
藤井五冠の初防衛がかかった王将戦です。対戦相手は羽生九段。32歳差のスーパースター同士の戦いです。先に4勝すれば勝利の王将戦。ここまでの成績は、藤井五冠が3勝2敗で王手をかけています。藤井五冠が勝てば王将のタイトル初防衛となります。一方、勝てばタイに巻き返す羽生九段。前人未到のタイトル獲得、通算100期もかかっています。
注目の勝負飯は、佐賀の名産・金星豚のロースト。干支(えと)のウサギをかたどった料理も見えます。
12日午後4時ごろ、決着がつきました。
藤井聡太五冠:「非常に難解な将棋が多くて、大変なシリーズだった。そのなかでいい結果を残せた」
藤井五冠が羽生九段を見事下し、初防衛を果たしました。
羽生善治九段:「苦しい局面なんで、どれくらい頑張れるかというところですけど、ちょっとずつ苦しいかなと思う。もうちょっと全体的に指し手の正確さ、精度を上げないといけないなと感じたシリーズ」
藤井聡太五冠:「6局指すことができて、羽生先生の強さであったり自分の課題を感じたところはあった。自分にとってすごく得るものが多いシリーズだったかなと思うので、それを今後、生かしていければ」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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