海上自衛隊 “パワハラ”で50代の男性幹部自衛官1人を懲戒処分(2022年12月13日)
海上自衛隊は、複数の部下に対して人格を否定する発言を繰り返すなどのパワーハラスメントを行ったとして、幹部自衛官1人を懲戒処分したことを発表しました。
酒井海上幕僚長:「部隊の指揮、規律、団結に大きな影響を及ぼし、自衛隊の精強性を揺るがす行為であり、断じて許されるものではありません」
海上自衛隊は、50代の1等海佐の男性自衛官が2019年9月から2021年2月までの間、当時所属していた部隊の部下に対して「馬鹿」「無能」などといった発言を繰り返し、精神的な苦痛を与えたとして2階級降任の処分としました。
また、当時の上司であった50代の海将補の男性自衛官も、1等海佐の自衛官の発言などについて十分な調査を行わなかったとして1階級降任の処分としました。
パワーハラスメントによる降任処分は初めてということです。
海上自衛隊は、再発防止策として幹部自衛官の選考基準にハラスメントの危険がないか加えることを検討するとしています。
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