マスク卒業?日常の景色どう変わる?来週から「自主判断」 気になる“みんなの目”(2023年3月10日)

マスク卒業?日常の景色どう変わる?来週から「自主判断」 気になる“みんなの目”(2023年3月10日)

マスク卒業?日常の景色どう変わる?来週から「自主判断」 気になる“みんなの目”(2023年3月10日)

13日から、マスクの着用が“個人の判断”に委ねられます。

早咲きの桜は今が花盛り。これまで花見の自粛が求められてきましたが、13日からは上野公園などの都立公園で、花見をしながらの宴会ができるようになります。
東京都東部公園緑地事務所・岩澤一嘉課長:「マナーとかルールを守りながら楽しんでもらえば。我々の対応も4年ぶりとなるので、きちんと気を引き締めて、公園管理・お花見対応にあたりたい」

4年ぶりのお花見、といっても思いは人それぞれです。
会社員(20代):「去年とか、おととしとかがなかったので、周りも花見する感じがなくなってきているので、しないかな」
児童養護施設職員:「わたしは施設に勤めているが、初めての子もいる。『お花見って何』みたいな子たちも。経験させてあげられたらと思う」

高校の卒業式。入学したときからずっとマスクが欠かせない3年間でした。マスクを外して卒業式に臨むのか聞きました。
卒業生:「どうしよう。お前ら外すの、じゃあ俺も外します」

いざ卒業式が始まると、マスクを外す生徒は、ほとんどいませんでした。

大学生活に、就職先、新たな舞台では、みなさんマスクとどう付き合っていくのでしょう。
4月から大学生:「今後も外すことが多いかな。やっぱりマスクをつけない方が楽。私は周りの目を気にせずに外したい」

卒業生:「(Q .卒業式前、マスク外すと宣言していたが)いや、結局、外さなかった。みんな外さない様子だったので。(Q.来週以降どうする)時と場所によって、みんなで遊ぶ時とかは外して、電車ではつけるみたいな感じでやるのではないか」

青稜中学校・高等学校の青田泰明校長「彼らの中でマスクを着けることが文化になっている。かなり試行錯誤しないと難しいのではないかなと。5類に変わった場合に、外すのが当たり前だと、ムードができるのではないかと期待している」

各企業の対応をみても、お客さんと対面するやコンビニや百貨店では、従業員にマスク着用を推奨するところが目立ちます。

東京・足立区にあるスーパーには、9日、本部からガイドラインが送られてきました。レジカウンターのネットを撤去するかどうかは「店長の判断に任せる」とあります。
おっ母さん食品館北千住店・小野勇治店長:「また感染が拡大すると、お店もお客さんも困るので、当面は、飛沫ネットとかも、現状維持のままでやろうと考えている」

さらに、マスク着用をお客さんに求める店内放送についても、店長判断で流し続けることを決めました。
おっ母さん食品館北千住店・小野勇治店長:「(マスクを)外して良い人もいれば、まだ不安な人もいると思うので、当面は、今のままの現状でいって、流れを見つつ、徐々に緩和していく」

個人経営の店も、難しい判断を迫られています。文京区で40年理容室を切り盛りする佐藤さん。これまでも感染対策には、十分に気を配ってきました。お客さんと至近距離で接する理容室。マスクを外してもらわなければできない作業もあります。だからこそ、自身の着用は徹底してきました。このままマスクを外していいものか。一番の懸念は、お客さんの気持ちです。
CuT倶楽部・佐藤至弘オーナー:「『マスクとっちゃったんだ』とお客さまに思われたら。個人の判断って言われても、十人十色で違う考え方もっているので、周りが7~8割マスクいらないという意見が多くならないと外せない」

でも本心は。
CuT倶楽部・佐藤至弘オーナー:「もう(マスクは)十分ですね。とれるものなら早くとって、3年前に戻りたい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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