アベノマスク「配送料10億円」を否定 マスクの正確な枚数を集計せず募集延長か(2022年2月4日)

アベノマスク「配送料10億円」を否定 マスクの正確な枚数を集計せず募集延長か(2022年2月4日)

アベノマスク「配送料10億円」を否定 マスクの正確な枚数を集計せず募集延長か(2022年2月4日)

 いわゆる“アベノマスク”の配送料10億円という在庫を巡る問題。正確な枚数の集計がされないまま、募集期間が延長された可能性もみえてきました。

 立憲民主党・森山浩行議員:「アベノマスク。廃棄したら6000万円なのに大丈夫かと批判が出ているところ」

 廃棄ならば6000万円。配送するなら10億円とも言われるアベノマスクの「余り」。

 安倍元総理:「2億8000万枚の希望があった」

 立憲民主党・中島克仁議員:「安倍元総理もですね、満面の笑みで、いわゆるドヤ顔というんでしょうか」

 3日の予算委でも問題になり、配送料について後藤大臣はこう説明。

 後藤厚生労働大臣:「現時点でお示しすることは困難ということで、10億円というふうには今の段階で考えておりません」

 10億円を否定。ただ、配送料もさることながら今回、希望通りに送ろうとすると必要な枚数は、厚生労働省の推計で2億8000万枚以上、2億枚以上足りません。その点については・・・。

 厚労省側の説明:「まだ1カ月程度、希望者への配布枚数の決定にお時間をちょうだいする予定です」

 足りないため、希望した枚数が届くわけではなさそうです。

 立憲民主党・小川政調会長:「一連の愚策と言わざるを得ないと思いますけれども、誰も責任を問われないのか」

 今回、37万件の申し込みがあったアベノマスク。

 そもそも厚生労働省は正確な集計ができていない状況で募集を続け、さらに2週間期間を延長。現在、2億枚足りない状態に。

 自治体にも延長後にこんな通知が来たようです。

 ある自治体によると先月、文部科学省からマスクの募集期間延長を知らせる通知が来たといいます。

 仙台市教育委員会も50万枚を申請。使い道の一つは「給食当番」。

 おなじみのスタイルにぴったりです。

 ただ仙台市は、元々マスクを年間50万枚購入していたため「無料なら」と手を挙げたもので今後、市立のすべての小・中学校で使用する予定です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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