「心よりおわびを・・・」“無免許”木下元都議に懲役10カ月執行猶予3年の有罪判決(2022年2月15日)
無免許運転を繰り返した罪に問われた木下富美子元東京都議（55）に15日、懲役10カ月、執行猶予3年の有罪判決が言い渡されました。木下被告はその後の会見で、改めて謝罪しています。
元東京都議会議員・木下富美子被告：「まず、はじめに都民の皆様、そして有権者の皆様にこの度の私の不祥事につきまして、改めまして心よりおわびを申し上げます」
元東京都議の木下富美子被告です。
免許停止中だった1カ月余りの間に、都内で7回もの運転を繰り返した道路交通法違反の罪に問われて15日、懲役10カ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡されました。
東京地裁：「常習的な犯行であり、被告の規範意識には問題がある。都議であり、法令をより遵守（じゅんしゅ）すべき立場であったことも踏まえるとその責任は重い」
元東京都議会議員・木下富美子被告：「警察の皆様や検察の皆様による取り調べなどに応じるなかで、この無免許運転に対する罪の重さを正しく認識するに至りました」
都議を辞職した後の小池都知事との関係については・・・。
元東京都議会議員・木下富美子被告：「（Q.小池知事から何かお話は？）その後も折に触れてご連絡を頂き、アドバイスですとかご助言ご進言を頂いております」
去年12月と1月、電話などでやり取りを数回したと明かしました。
その小池知事。テレワークのため姿も見せず、コメントも出していません。
選挙中にも無免許で運転を繰り返した木下被告。再犯があれば実刑の可能性もあると指摘されたことについては・・・。
元東京都議会議員・木下富美子被告：「特に自動車の運転に関しては自分が判断力も、それから運転技術の能力も含めて、全く足りていない人間だと今回のことで強く認識しましたので、（交通法規の違反を）もう絶対に行わないつもりで生きていきたいと思います」
会見後、足早に会場を後にしました。
木下被告は控訴しない意向を示し、現状では「政界への復帰など将来のことは考えられない」としています。
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