“麻薬組織”と間違い襲撃か…メキシコで米国人4人 銃撃戦に巻き込まれ拉致 2人死亡(2023年3月10日)
事件が起きたのは、アメリカと国境を接するメキシコの町「マタモロス」。3日、アメリカ・テキサス州から車で入国したアメリカ人4人が、銃撃戦に巻き込まれ、拉致された。
■“麻薬組織”と間違い襲撃か
アメリカ国務省 プライス報道官:「我々は、この事件の説明責任が果たされることを望んでいます。重要なのは、アメリカ人2人の死と4人の誘拐に対して、正義がなされることです」
FBIは、4人の保護につながる情報に5万ドル、日本円にしておよそ680万円の報奨金を用意した。
メキシコ タマウリパス州 セルジオ・チャベス・ガルシア公安長官:「知事の指示は、これらアメリカ人の捜索を全力で支援するようにとのことで、我々はすでに着手しています」
メキシコ当局は、マタモロスを基盤とするメキシコ最古の麻薬密売組織「ガルフ・カルテル」が、4人を敵対するハイチの麻薬密売組織と間違えて襲ったと推測している。
捜索の末、郊外の木造住宅で4人を発見したが、うち2人はすでに死亡していた。救出された2人は、すでにアメリカに帰国している。
救出されたラタビア・マギーさんの母親:「娘が言うには、奴らは車に向かって発砲し始めたそうです。逃げようとしたら撃たれて、目の前で友人が命を落としたと」
彼ら4人がメキシコに向かった理由は、美容整形。今、アメリカからこういった美容・医療を目的に、メキシコに渡る人が増えているという。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年3月10日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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