「時間かかりすぎた悔しさある」笹子トンネル崩落事故 NEXCO中日本と遺族が対話へ(2023年3月10日)

「時間かかりすぎた悔しさある」笹子トンネル崩落事故 NEXCO中日本と遺族が対話へ(2023年3月10日)

「時間かかりすぎた悔しさある」笹子トンネル崩落事故 NEXCO中日本と遺族が対話へ(2023年3月10日)

 2012年12月、9人が犠牲になった中央道の笹子トンネル天井板崩落事故で、運営する中日本高速道路の社員と、遺族の対話が実現することになりました。

 2012年12月2日、中央道上りの笹子トンネル内で天井板が崩落し、走行中の車に乗っていた男女9人が犠牲になりました。

 事故から10年以上がたったこの春、中日本高速道路は遺族と現場社員との直接の対話の場を設けることを決めました。

 事故後、中日本高速道路は犠牲者の遺品や事故車両を展示する施設をつくり、幹部らによる遺族への安全対策などの説明会も行ってきました。

 一方、遺族は長年に渡り、事故の原因究明などのため現場社員との対話を求めてきました。

 事故で亡くなった石川友梨さん(当時28)の父・信一さん(73)はANNの取材に「10年以上がたち実現することにようやくといううれしさと時間がかかりすぎた悔しさがある」と話しています。

 中日本高速は事故後に入社した社員が3割を超え、「事故を風化させず、事故の教訓を受け継いで安全性向上につなげたい」としています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事