【判決】男に懲役２７年 神戸市の宅配センター従業員殺傷
2020年、神戸市の宅配センターで従業員の男女2人を殺傷し、殺人などの罪に問われた男の裁判員裁判で、神戸地裁は懲役27年の実刑判決を言い渡しました。
無職の筧真一被告は、2020年、神戸市内の宅配センターでパート従業員の廣野真由美さんを包丁で刺して殺害し、別の男性従業員にもけがをさせた殺人などの罪に問われました。
これまでの裁判で、検察側は、「計画的な犯行で強い殺意に基づく」として懲役28年を求刑。
弁護側は、「前日に会社から不当に解雇されたことが引き金」と主張していました。
3日の判決で神戸地裁は、「計画性の高さも顕著で、強固な殺意に基づく執拗かつ残忍な犯行」として、懲役27年の実刑判決を言い渡しました。（2022年2月3日放送）
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