「司法が役割を放棄した」 諫早湾干拓事業で「開門命令無効化」判決確定受け 漁業者弁護団|TBS NEWS DIG
国の諫早湾干拓事業で排水門を開けない判決が確定したことを受け、開門を求める漁業者の弁護団は「司法が役割を放棄した」との声明を出しました。
長崎県の諫早湾干拓の排水門開門をめぐっては、開門「する」と「しない」の矛盾する判決がそれぞれ確定し、司法のねじれ状態が続いていました。
こうしたなか、国が確定した開門判決の効力をなくすよう求めていた裁判で、最高裁は1日、開門を求める漁業者の上告を退ける決定を出し、今ある司法判断は「開門しない」方向に統一されました。
これを受けて、開門を求める長崎の漁業者・松本正明さんは「残念で悔しい」とコメント。また、漁業者の弁護団は「憲政史上、初めて確定判決に従わなかった国を免罪し、司法本来の役割を放棄したものと言わざるをえない」との声明を出しました。
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