記録的猛暑のアルゼンチンで大規模停電 人口の半数近くに影響(2023年3月2日)

記録的猛暑のアルゼンチンで大規模停電 人口の半数近くに影響(2023年3月2日)

記録的猛暑のアルゼンチンで大規模停電 人口の半数近くに影響(2023年3月2日)

 記録的な猛暑となっている南米アルゼンチンで、首都ブエノスアイレスを含むほぼ全土で大規模な停電が発生し、人口の半数近くに影響が出ています。

 1日、ブエノスアイレス郊外の高圧線で火災が発生して安全装置が作動し、原子力発電所を含む複数の発電所が停止しました。

 この影響で発電量は半分以下となり、西はアンデス山脈の山間部、南は南極に近いパタゴニア地方までほぼ全土で停電し、人口の半数に当たるおよそ2000万人に影響が出ています。

 アルゼンチンでは記録的な熱波に見舞われ、1906年の観測開始以降、最も暑い夏となっていて、ブエノスアイレスでは1日、最高気温37℃を記録し、電力使用量が急増していました。
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