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「可能なら検査を受けてほしい」“みなし陽性”への院長の懸念と増える『病院の負担』(2022年2月3日)
大阪府でも1月31日に導入された「みなし陽性」の仕組み。検査なしで医師の診断だけで陽性と判断できるというものですが、これに医療現場からは困惑の声があがっています。
大阪市都島区にある「ごとう内科クリニック」。2月3日、発熱外来には予約の上限となる9人の患者が来院しました。
(後藤浩之院長)「コロナ陽性ですね。周りにいますか?」
(患者)「いえ、でも濃厚接触だったかもしれない」
続けて受診したのは、熱と体の痛みなどを訴える患者。検査をすると「陽性」が判明しました。
(患者)「昨日の朝から倦怠感があって。37.3℃」
(後藤浩之院長)「コロナ陽性ですね。誰からか分からないね」
(患者)「多分、子ども」
感染が拡大する中で「家庭内感染」も急増しています。大阪府では1月31日に国の方針に従って、府内でも「みなし陽性」を導入しました。これでコロナ陽性者の家族で症状がある場合には、検査を受けなくても医師の診断だけで「陽性」とできるようになりました。
ただ、「ごとう内科クリニック」では「みなし陽性」に該当する場合でも、これまで通り来院してもらい検査を実施しています。
(ごとう内科クリニック 後藤浩之院長)
「検査したほうが楽です、はっきり言って。『みなし陽性』の場合は診断の根拠もさることながら、『こういう場合は検査したほうがいいですよ』など説明をしないといけないので、かえって時間がかかる」
そして、発熱外来での診察中にも「みなし陽性」疑いの患者から電話がかかってきました。
(後藤院長が電話対応する様子)
「もしもし、医師の後藤ですけれども。濃厚接触者の場合ですね、症状がない場合は『みなし陽性』とは(判断)できないので」
通常の診療に加えて、「みなし陽性」についての問い合わせも相次ぐことで病院側の負担は増すばかりです。さらに、後藤院長は「みなし陽性」には医師として看過できない懸念もあるといいます。
(ごとう内科クリニック 後藤浩之院長)
「熱が続いて(コロナの)検査をして、陰性で違う病気だったということは多々ありますので。下手したら命に関わることだと思うので、やはり可能なら検査したほうが患者さんへのメリットは大きいと思うので。焦る気持ちはわかるんですけど、検査を受けていただくほうがいいかなと思います」
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