【独自】八王子の精神科病院での虐待問題 弁護士が新たに刑事告発 所沢市の職員らが家族同意なく強制入院させた疑い|TBS NEWS DIG
患者への虐待が疑われている東京・八王子市の「滝山病院」について、患者側の弁護士が埼玉県所沢市の職員らと病院の職員を刑事告訴をすることがわかりました。
患者側の代理人弁護士によりますと、「虚偽公文書作成」などの疑いで所沢市役所の職員らを刑事告発し、この職員らと滝山病院の職員を「監禁」の疑いで刑事告訴するということです。
所沢市の職員らは、所沢市に住む統合失調症の50代の男性を「医療保護入院」させる際に家族と連絡が取れる状態だったにもかかわらず連絡をせず、家族の同意を得ずにうその書類を作成し、強制的に滝山病院に入院させ、病院の職員らと共に監禁した疑いがあるということです。
弁護士はきょうの夕方、埼玉県警に対し書類を郵送したということです。
「滝山病院」をめぐっては、警視庁が去年4月、患者に暴行を加えたとして50代の看護師の男を逮捕し、別の3人の職員についても捜査していて、東京都も2回立ち入り検査を行っています。
病院側は「事実関係については捜査機関などの調査に全面的に協力して参ります」「管理体制をより一層強化し、再発防止の徹底に努めて参ります」とコメントしています。
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