IP電話サービス提供で詐欺手助けか 男2人を逮捕 被害額約1億2千万円か
還付金詐欺などに悪用されると知りながら、詐欺グループにIP電話の利用サービスを提供し犯行の手助けをしたとして、男2人が警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは、職業不詳の出沼悠己容疑者(37)と会社役員の石田一生容疑者(39)の2人です。2人は去年4月頃、新宿区に住む60代の女性が現金およそ400万円をだまし取られた還付金詐欺事件などをめぐり、犯行に使われると知りながら、詐欺グループにIP電話の利用サービスを提供し、詐欺の手助けをした疑いがもたれています。
2人が同様に関与した詐欺事件は、おととし11月から半年ほどの間に都内などで150件以上あり、被害額はおよそ1億2000万円にのぼるということです。
警視庁は、出沼容疑者が指示役とみて捜査していますが、2人の認否については明らかにしていません。(02日21:50)
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