両親と弟が今もウクライナに…大阪に避難の女性「戦争が早く終わってほしい」侵攻1年(2023年2月24日)

両親と弟が今もウクライナに…大阪に避難の女性「戦争が早く終わってほしい」侵攻1年(2023年2月24日)

両親と弟が今もウクライナに…大阪に避難の女性「戦争が早く終わってほしい」侵攻1年(2023年2月24日)

ロシアによるウクライナへの侵攻開始から今年2月24日で1年です。去年大阪に避難してきたウクライナ人女性が「戦争が早く終わってほしい」と胸の内を明かしました。

 ユリア・チェピジコさん(25)は去年4月、ウクライナ東部の街・ドニプロから単身で日本に避難し、大阪市阿倍野区の学校で日本語やITデザインを学んでいます。ウクライナでは国立大学の日本語学科を卒業したユリアさん。ほかの避難者に日本語を教えながら、就職活動にも励んでいます。ウクライナには今も両親と弟が残っているといいます。

 (ユリア・チェピジコさん)
 「(きょうは)避難したときの夢を見ました。どこに行くのか次はどうするのかみんなわからなくてすごく心配していました。一番早い方法で(戦争が)終わってほしいです」

 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって1年。ウクライナから避難してきた2302人のうち、今も163人が大阪で暮らしています。2月24日は夕方から大阪や京都などでも平和への祈りを捧げる集会が行われます。

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