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都内にも「赤ちゃんポスト」? 区長難色の中、都知事に協力求める(2022年11月22日)
東京・江東区に開設予定の産婦人科医院に「赤ちゃんポスト」の設置を計画している医療法人「モルゲンロート」が小池都知事と面会し、協力を求めました。
江東区などで5つの医療機関を運営する医療法人社団「モルゲンロート」は、2024年秋に江東区に開設予定の産婦人科医院に赤ちゃんポストを設置しようと計画しています。
様々な事情で親が育てられない赤ちゃんを匿名で預かる赤ちゃんポストは2007年、熊本市の慈恵病院で「こうのとりのゆりかご」として全国で初めて設置されました。
モルゲンロートの小暮理事長は小池知事と意見交換をし、「赤ちゃんの命を守るとても重要な取り組み」と導入の意義を強調し、さらに児童相談所との連携強化や養子縁組制度への理解を広げていきたいとしています。
医療法人社団「モルゲンロート」・小暮裕之理事長:「『こうのとりのゆりかご』(赤ちゃんポスト)に関しては賛否両論あることはよく認識しています。我々は『こうのとりのゆりかご』を通じて、虐待死と殺人罪の母が減ることを目標としているということを伝えました。課題を整理しながらしっかり進めるように承ったので、しっかりとこれから進めていきたいと考えています」
小池都知事は「官民連携で課題を整理しながら進める必要がある」と話したということです。
江東区の山崎孝明区長は16日に開かれた定例会見で「非常に難しい問題。赤ちゃんを預けたら誰かが育ててくれるだろうという考え方が広まっていいのか」と設置に難色を示しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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