【ウクライナ侵攻1年】ロシア上空の迂回 新たな航路で時間短縮を実現(2023年2月23日)
ウクライナ侵攻によって日本とヨーロッパを結ぶ航空機はロシア上空の迂回(うかい)を余儀なくされていますが、長くなった飛行時間を短縮する動きも進んでいます。
日本航空は、羽田ーロンドン便でアラスカなどを通る航路を使用しています。
ウクライナ侵攻が始まった当初は北緯77度を通って14時間半と、ロシア上空を通るより2時間長くかかっていましたが、新たに北緯82度を通る航路を設定することで45分短縮できたということです。
ロシアによる月一回のカムチャツカ半島沖での軍事訓練の際にはさらに迂回するケースもあるということです。
日本航空オペレーション本部・高橋礼さん:「緯度を上げていくと、衛星電話の感度が少しずつ劣っていく。きちんと維持できるか、安全を担保していくかというところが難しかった」
新たに設定した航路では、夜間だとほぼ100%、オーロラを見られるということです。
全日空も同様に飛行時間の短縮を進めています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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