米国務長官 ロシアの「新START」履行停止を非難(2023年2月22日)
ロシアのプーチン大統領が核兵器の削減を目的にアメリカと結んだ条約「新START」の履行停止を表明したことに、アメリカのブリンケン国務長官は「残念で無責任だ」と非難しました。
アメリカ、ブリンケン国務長官:「ロシアが新STARTの履行を停止すると発表したことは非常に残念で無責任なことだ。ロシアが実際に何をするのか、注意深く見守っていくつもりだ」
ブリンケン国務長官は21日、こう述べたうえで、いかなる場合でもアメリカと同盟国の安全保障のために適切な態勢を取る考えを示しました。
また、「責任ある行動を取り続けることが重要だ」としたうえで、「ロシアといつでも戦略兵器の制限について話し合う用意があることに変わりはない」と強調しています。
新START=新戦略兵器削減条約は、アメリカとロシアの間に残る唯一の核軍縮条約でバイデン政権発足後に2026年まで延長することで両国が合意していました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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