トルコ大地震…阪神・淡路大震災を教訓に支援活動するNGO『神戸から思い届けたい』(2023年2月20日)

トルコ大地震…阪神・淡路大震災を教訓に支援活動するNGO『神戸から思い届けたい』(2023年2月20日)

トルコ大地震…阪神・淡路大震災を教訓に支援活動するNGO『神戸から思い届けたい』(2023年2月20日)

トルコ・シリアを襲ったマグニチュード7を超える大地震に対して、岸田文雄総理は緊急人道支援を実施する予定であると発表しました。そんな中、阪神・淡路大震災をきっかけに世界各地の被災地の復興支援に取り組むNGOが現地で調査を行いました。

 2月6日未明に相次いで発生したトルコ南部を震源とするマグニチュード7を超える大地震。発生から2月20日で2週間、死者は増え続けていて、シリアと合わせて4万6000人以上にのぼっています。トルコ当局は2月19日、救助活動の大部分を終了させると発表しました。

 被災地の様子からは日本も他人事ではない被害の実態が見えてきます。1995年に起きた阪神・淡路大震災。直下型地震により、下の階が押しつぶされるように崩壊した5階建ての建物。各階がパンケーキが重なるように壊れる「パンケーキクラッシュ」が起きました。その20倍のエネルギーを持つとされる直下型の今回の地震では、おびただしい数のパンケーキクラッシュが引き起こされて甚大な被害となっています。

 日本も国際緊急援助隊や医療チームの派遣に加えて、新たに850万ドル(約11.5億円)規模の緊急人道支援を実施する予定です。

 (岸田文雄総理 2月17日)
 「今後、新たに850万ドル規模の緊急人道支援を実施する予定であるということをお伝えいたしました」

 関西からも支援の手が。阪神・淡路大震災をきっかけに世界各地の被災地の復興支援に取り組むNGO「CODE海外災害援助市民センター」です。

 (CODE海外災害援助市民センター 吉椿雅道事務局長 2月10日)
 「なるべく支援の入っていないところに入ろうと思っています」

 吉椿さんらは2月11日から約1週間、倒壊したマンションの調査をしたり避難キャンプでテントを提供したりするなど、中長期的にどのような支援が必要か調査を行いました。

 そして2月19日、吉椿さんは帰国早々に神戸で募金活動を行いました。

 (CODE海外災害援助市民センター 吉椿雅道事務局長)
 「(現地で)みなさん助け合いながら頑張っているので、是非、被災地である神戸から思いを届けたいと思います」

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