上野動物園の「シャンシャン」 観覧最終日で応募総数“6万人以上” 多くの惜しむ声(2023年2月20日)

上野動物園の「シャンシャン」 観覧最終日で応募総数“6万人以上” 多くの惜しむ声(2023年2月20日)

上野動物園の「シャンシャン」 観覧最終日で応募総数“6万人以上” 多くの惜しむ声(2023年2月20日)

 19日、東京・上野動物園の人気者、ジャイアントパンダの「シャンシャン」が観覧最終日を迎えた。上野動物園には朝から別れを惜しむ大勢のファンが集まった。

■対面時間は“約1分の交代制” 応募総数“6万人超”

 開園前から長蛇の列となった上野動物園。19日、パンダの「シャンシャン」の観覧最終日を迎えた。

 一目見ようと、事前抽選に応募した総数は、なんと6万人以上。24倍という倍率の中から選ばれた2600人が、「シャンシャン」を見るために集まった。

 「シャンシャン」は、大好物の笹をパクパクと食べながら、いつもと変わらない愛くるしい姿で最終日も観覧客をお出迎え。

 その姿をカメラに収めようと、多くの人がレンズを向けるなか、タイマーが鳴る。対面の時間はおよそ1分の交代制。名残惜しそうに立ち去る人たちと、カメラを構える人で「シャンシャン」の部屋の前には常に人だかりが…。

 観覧客:「本当に愛くるしくて、ちゃめっ気いっぱいあって。本当にスターというかアイドルだと思います」

■あす中国に旅立ち…「いい伴侶を見つけて子どもを」

 最後の客が「シャンシャン」の観覧を終えると、シャッターが閉まっていく。

 観覧客:「本当にシャンシャンにありがとうっていう気持ちと、行ってらっしゃいっていう気持ちですね。これからもシャンシャン大好きです」

 21日の午前中に上野動物園を出て、飛行機で中国に旅立つ「シャンシャン」。その後、四川省の中国パンダ保護研究センターに向かい、お婿さんを探す予定だ。

 上野動物園 教育普及課・大橋直哉課長:「飼育員がすごく緊張しながら、育ててきたというのがありました。大きな病気もなく、無事に中国に帰る直前までいったというのは、ある意味、喜びもひとしおだと思っています。早く向こうの環境に慣れて、落ち着いた環境で、いい伴侶を見つけて、ぜひ子どもを産んでほしい」

(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年2月20日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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