「超大型ロケット砲」北朝鮮が日本海に向け2発発射 米韓合同訓練に反発か(2023年2月20日)
防衛省は、20日午前6時59分ごろと午前7時10分ごろに北朝鮮が2発の弾道ミサイルを日本海側に向けて発射したと発表しました。
1発目は最高高度およそ100キロで、およそ400キロ飛翔(ひしょう)し、2発目は最高高度およそ50キロでおよそ350キロ飛翔したということです。
いずれも、日本のEEZ=排他的経済水域の外に落下したとみられています。
現時点で被害の報告は確認されていません。
朝鮮中央通信は午前7時ごろ、「超大型ロケット砲」を投入した砲撃訓練が行われたと伝えました。
日本海上の仮想標的に向け2発発射され、射程はそれぞれ395キロと337キロとしています。
一方、韓国軍は北朝鮮が午前7時ごろから午前7時11分ごろにかけ、西部の平安(ピョンアン)南道・粛川(スクチョン)一帯から日本海へ向け短距離弾道ミサイル2発を発射したと発表しました。
北朝鮮は18日も大陸間弾道ミサイル「火星15」を発射しています。
一方、韓国軍は19日、アメリカ軍のB1B戦略爆撃機を投入した臨時の合同訓練を行いました。
この動きを受け、金正恩総書記の妹・与正(ヨジョン)氏が20日朝、談話を公開し「太平洋を我々の射撃場として活用する頻度は米軍の振る舞い次第だ」と日本列島越えのミサイル発射の可能性も含んださらなる挑発を示唆していました。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2023
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