バイデン大統領 “気球撃墜”受け演説(2023年2月17日)
気球の撃墜を巡って中国との緊張が高まるなか、アメリカのバイデン大統領は習近平国家主席との会談に期待感を示しました。
バイデン大統領:「新たな冷戦は望んでいないが、気球の撃墜を謝罪するつもりはない。習近平主席と話をして、真相を究明することを望んでいる」
バイデン大統領は16日の演説で、10日から12日にかけて相次いで撃ち落とした3つの物体について情報機関が調査中だとしたうえで、「今のところ中国の偵察計画に関連付けられるものはない」と改めて説明しました。
また、今後こうした飛行物体を確認した際のルール作りに着手したと明かした一方、「国や国民に脅威となる物体は撃ち落とす」という姿勢を強調しました。
気球の撃墜については「中国に謝罪しない」としたうえで、首脳間のみならず、意思疎通のラインを維持し続けることが重要だとして習近平国家主席との会談に期待感を示しました。
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