中国が主張の“気象観測用の気球” 日本で確認も気象庁長官「通知はない」(2023年2月15日)
アメリカの上空で確認され、中国が「民間の気象観測用」と主張する気球について、日本でも同様の飛行物体が確認されていますが、気象庁長官は「これまでに外国から観測の通知を受けたことはない」と話しました。
気象庁・大林正典長官:「少なくとも気象庁では、そのような気球を使った観測は行っていないし、他の国から観測の通知を受けていることはございません」
日本でも宮城県上空などで確認された飛行物体について防衛省は14日、「中国が飛行させた無人偵察用気球であると強く推定される」と発表しました。
アメリカの上空で確認された気球について、中国は「民間の気象観測用」と主張していますが、気象庁の大林長官は定例会見で、他国から「気象観測の通知を受けたことはない」と述べました。
気象観測においては高度30キロまで気球を飛ばす「高層気象観測」が全世界で同時に一日2回、日本時間の午前9時と午後9時に行われていて、日本では全国16カ所で実施されています。
一方で、気象庁によりますと、「防衛分野などで気球を飛ばすことはある」としています。
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