マスク着用「個人判断」へ 「外さない」「外せない」街の本音…“着用推奨”ケースも(2023年2月15日)
政府は来月13日から、マスクの着用を「個人の判断に委ねる」とする方針を固めたが、街では「外さない」「外せない」など、複雑な反応があった。
■政府の方針に…街・飲食店の声は?
施工管理 20代:「なんか息苦しいってなった時、マスクしてるせいだと思って。ものすごく憎らしい」「(Q.『マスクの着用を個人の判断に任せる』と聞いて?)やったー!って思いました。(マスクは)一応、携帯しながら外したいと思います」
3月から日本のマスク事情は大きく変わるのか。街で聞いた本音とは?
コンサルティング業:「(Q.マスク着用が個人の判断になると聞いた時)平気で外します。(マスクを外すのは)当たり前だと思いますよ。海外のことを考えると、日本はかなり遅れている」
コンサルティング業 20代:「“女性あるある”なんですけど、メイクが落ちるのが嫌で、外したいなって」
IT系 20代:「一緒です」
メーカー勤務 20代:「外さないかなって気持ちですね」「(Q.それはどうしてですか?)マスクでの対応に慣れちゃっているので、今さら外す必要もない」
接客業 20代:「周りに合わせてってなると思うので、あんまり外す人もいないんじゃないかって思っています」
夫・建築関係 30代:「すぐは外せないかな」
妻(妊娠中)・事務 30代:「今、妊娠中なので。まずは出産までは、引き続きマスクを着けて対策をしようと思います」
一方、飲食店では、どのような対応を取ろうとしているのか。
根室食堂・平山徳治代表取締役:「調理場内は暑いですから、外したいなとは思うんですけど。マスクを外して、大きい声でいらっしゃいませなんか言ったら、お客様嫌がるんじゃないかな。(マスクは)着けておいたほうが、お客様は安心してご来店いただけるのかな」
■政府が“着用推奨”するケースも
政府は来月13日以降、マスクの着用は個人の判断に委ねる方針だが、着用を推奨するケースも示している。
1つは、医療機関の受診時。2つ目は、重症化リスクの高い人が多い高齢者施設などを訪問する時だ。そして、通勤ラッシュ時など混雑した電車やバスに乗車する時にも、マスクの着用を推奨するという。
今回の方針について、政府の新型コロナ分科会の尾身茂会長は、「国とか専門家が(着用が必要な)いちいちの場面を、箸の上げ下げまで全部指示するのは、もうこの時代にはふさわしくない」と説明している。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年2月15日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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