「電通多すぎる」指摘受け改めて受注調整 五輪汚職(2023年2月12日)
東京オリンピック・パラリンピックを巡る談合事件で、組織委員会の元次長が上司から受注予定の業者について「電通が多すぎる」などと指摘を受け、改めて受注調整をしていたことが分かりました。
組織委員会の次長だった森泰夫容疑者(55)ら4人は大会の運営業務を巡り、不正な受注調整をした疑いが持たれています。
関係者によりますと、森容疑者は各業者の実績や入札への参加希望などを反映させた一覧表を作成して上司に報告した際、「電通が多すぎる」などと指摘を受けていたことが分かりました。
その後、森容疑者は改めて受注調整を行い、一覧表を更新したということです。
また、入札前には参加予定の業者側と面会し「応札してくれますよね?」などと念押ししていました。
結果を一覧表通りにする狙いがあったとみられます。
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