ワクチンのコールセンター業務めぐり計10億円の過大請求 契約より少ない人数で稼働(2023年2月10日)
新型コロナウイルスワクチンのコールセンター業務をめぐって、約10億円の“水増し請求”が判明しました。
兵庫県の西宮市によりますと、市は新型コロナワクチン接種のコールセンター業務を人材派遣大手の「パソナ」に委託していて、テレマーケティングなどを行う大阪の業者「エテル」がおととし3月にパソナから受託しています。しかし、エテルは約1年8か月にわたり、契約よりも少ないオペレーターで稼働していたということです。最も少ない月は1日50席分のオペレーターを配置すべきところ19席分ほどしか設置していなかったということです。さらに、看護師資格を持つスタッフを常に1人は在席させる契約でしたが、これも守られていませんでした。
(エテルの取締役)
「ご迷惑ご不安な気持ちにさせてしまっている状況に関しては大変申し訳なく思っています。しっかりと事実を解明して回答できるようにさせていただきたい」
過大に請求された費用は約4億5000万円で、西宮市は委託先のパソナに返還を求めるということです。
エテルの過大請求は西宮市のほか大阪府吹田市や枚方市でも行われていて、3市合わせて総額は10億円を超えるということです。
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