「生きている!」救出の男の子“喜び爆発” トルコ大地震72時間超えても“懸命救助”(2023年2月9日)

「生きている!」救出の男の子“喜び爆発” トルコ大地震72時間超えても“懸命救助”(2023年2月9日)

「生きている!」救出の男の子“喜び爆発” トルコ大地震72時間超えても“懸命救助”(2023年2月9日)

 懸命の救助活動は今も続いています。6日にトルコ大地震が発生してから生存率が著しく低下するとされる“72時間”が経過しました。ただ、その後もがれきの下から子どもたちが救出されています。

 日本時間の9日午前10時すぎ、地震発生から72時間が経過しました。72時間、生存率が著しく低下するといわれるボーダーラインです。しかし、希望を失うわけにはいきません。72時間を過ぎた現場で一人の女の子が救出されました。

 3日間、がれきの下で耐えた少女。彼女の父親も生存が確認されていて、倒壊した建物の中で救助を待っているといいます。

 ハタイでは、68時間ぶりに赤ちゃんが助け出されています。高揚する救助隊のやりとり、元気な泣き声も聞こえます。歓声が上がったのは、シリア北西部の街。女の子です、生きている…。喜びが爆発します。

 建物の下敷きになる、それがいかに過酷な経験なのか。崩れたコンクリートが隙間を埋めています。しかし、そこを掘っていくと女の子です。これでは一切、身動きが取れなかったはず。気丈な女の子もいました。42時間、がれきの下にいた彼女。救助隊に抱えられると「私、重くない?」と言って気遣いました。笑顔で生還した男の子もいます。

 助けを待っているのは、人間ばかりではありません。

 時間との戦いが続く被災地。すでに72時間を過ぎ、特に体力や免疫の少ない子どもたちの救出が急がれています。地震による死者は隣国・シリアと合わせて1万6000人を超えました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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