激しく炎上…住宅街で工場火災 1人が顔をやけど 消火活動続く(2023年2月9日)
東京・江東区の自動車修理工場で火事があり、けが人が出ています。消火活動が続く現場から報告です。
(社会部・生田目剛記者報告)
都営新宿線森下駅からおよそ500メートルほど離れた住宅街です。火災のあった現場は、後方にある自動車修理工場だということです。
現在、火や煙というのは確認することができませんが、辺りには少し焦げくさいような臭いがします。
また、周りには帰宅時間ということもあり、多くの人が足を止めて消火活動の様子を見守っています。現場には多くの消防車やパトカーが止まっていて大変、物々しい雰囲気が漂っています。
警視庁などによりますと、9日午後4時すぎ、目撃者から110番通報がありました。この火事で3階建ての建物の1階と2階、合わせて120平方メートルが焼け、現在も延焼中だということです。
また出火当時、現場には3人がいましたが、そのうち2人は自力で避難し、1人が顔にやけどを負って病院に搬送されたということです。
現場に到着した後に火事のあった工場の隣のビルの4階から避難してきた男性に話を聞きました。
男性は警報など音が鳴る前に爆発のような音が数回「ドンドンドン」と鳴ったということです。その後、瞬く間に火が上がってビルから避難しようと避難階段の方へ移動したということですが、煙が逃げようとしたビルの方へ向かってきたということで、避難階段ではなく、当時まだ動いていたエレベーターで建物内にいた人と一緒に逃げたということです。
また、ビルの1階には動物病院、2階には保育園があるようですが病院には当時、誰もおらず、保育園の人も夕方の散歩に出掛けていたので無事、避難することができたということです。
近くでは停電しているという情報も入ってきています。火が電線に燃え移ったのではないかという可能性もあると考えられます。
現場では、まだ消防がたくさん集まっていて懸命な消火活動が続いています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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