国の許可得ずに臓器移植あっせんの疑い NPO理事逮捕(2023年2月9日)
臓器移植を希望する患者に対し、無許可で海外での移植をあっせんしたとして、NPO法人理事の男が逮捕されました。
「難病患者支援の会」の理事・菊池仁達容疑者(62)は、国の許可を得ずにおととし11月から去年2月にかけて、都内の40代男性に海外での移植を促し、ベラルーシの病院で肝臓移植を受けさせた疑いが持たれています。
警視庁によりますと、菊池容疑者は、移植費用として男性に3300万円をNPO法人の口座に振り込ませていたということです。
また、ホームページを通じて「十数年で百数十人のサポートをしてきた実績がある」などとうたって、キルギスや中国などで行う臓器移植の相談にも応じていました。
警視庁は9日朝、NPO法人についても書類送検しています。
菊池仁達容疑者:「我々は臓器を仲介したり、あっせんすることは一切致しておりません」
取り調べに対し、菊池容疑者は「海外での移植は許可がいらないと思った」と容疑を否認しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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