【震災から11年】今も福島県民3万3360人が避難生活…廃炉作業の見通しは 東日本大震災

【震災から11年】今も福島県民3万3360人が避難生活…廃炉作業の見通しは 東日本大震災

【震災から11年】今も福島県民3万3360人が避難生活…廃炉作業の見通しは 東日本大震災

東日本大震災の発生から11日で11年です。東京電力福島第一原発の事故の影響などで、福島県民の3万3000人以上が今も避難生活を続けています。

巨大な津波が東北を襲った11年前の東日本大震災では、1万5900人が死亡し、現在も2523人の行方がわかっていません。また、震災に関連して亡くなった人は、3786人にのぼっています。

東京電力福島第一原発の事故の影響で、今も3万3360人の福島県民が県内外での避難生活を強いられています。

福島第一原発では、廃炉作業の最難関と言われる溶け落ちた核燃料“燃料デブリ”の取り出しが新型コロナウイルスの影響により1年遅れ、今年、2号機で、ごく少量から試験的に始まる予定です。

敷地内のタンクに溜まり続ける「処理水」については、国は大幅に薄めた上で海に放出することを決め、来年の春には放出を開始する方針ですが、漁業関係者の合意はまだ得られていません。

40年かかると言われる廃炉作業ですが、事故から40年後となる2051年の完了は現実的に厳しいのが現状です。
(2022年3月11日放送)

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