「過去の自分たちに勝つ」三浦・木原ペア 自己ベスト「83 150」を誓う(2023年10月8日)

「過去の自分たちに勝つ」三浦・木原ペア 自己ベスト「83 150」を誓う(2023年10月8日)

「過去の自分たちに勝つ」三浦・木原ペア 自己ベスト「83 150」を誓う(2023年10月8日)

フィギュアスケート・ペアの“りくりゅう”こと三浦璃来、木原龍一ペアがグランプリシリーズ開幕へ向けての記者会見に臨み、今季の目標を「83 150」と語った。

目標の真意を問われると「ショート83点、フリー150点を目指す。昨シーズンの(ショートの)ベストが82点台だったので、私たちのテーマは毎年一緒で過去の自分たちに勝つ」と答えた。
昨季、三浦・木原ペアはグランプリファイナル、四大陸選手権、世界選手権のすべてで優勝する“年間グランドスラム”を達成した。日本フィギュアスケート史上初の快挙である。さらに2人は、この3大会を含め世界選手権までのすべての大会で優勝を飾った。昨季最後の国別対抗戦では破れてしまったものの、他の選手を圧倒する存在感を示す2人にとって、最大のライバルは、常に「過去の自分たち」であった。華々しい成績を上げた昨季でさえ、試合後のインタビューでは「悔しさもにじませていた。(自らを)超えたいという思いが伝わった」とフィギュアスケート解説者の荒川静香氏は分析し、2人も「シーズン終わってから苦しむ時期もあった(三浦)」「昨シーズンは悔しい思いで終わった試合も多かった(木原)」と、結果とは裏腹に厳しい自己評価を下していた。

今季目標とする点数を明確に示したことについて、解説者の町田樹氏は「世界チャンピオンとして彼らは行きつくところまで行った。過去の自分を超えることでしか前に進めない。ここまで具体的な目標はなかなか聞けない」と“りくりゅう”の向上心を称賛した。 ※この映像にはナレーションはありません。ご了承ください。
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