春の陽気で「冬の風物詩」に異変 福島の巨大雪像に迫る“危機”とは(2023年2月8日)
豪雪地帯の「冬の風物詩」に異変が相次いでいます。
氷のすべり台を楽しむ子どもたち。北海道の旭川市では7日、「冬まつり」が開幕。3年ぶりに大雪像の制作も復活しました。旭川市のキャラクター「あさっぴー」の雪だるまがあしらわれた雪像は、高さ20メートル、幅140メートルと大迫力です。最低気温マイナス13℃、真冬並みの寒さを感じながら、雪像から滑り降りることもできます。
コロナ禍で縮小していた冬の風物詩が、各地で盛り上がりを見せるなか…。
3日後に「雪まつり」を控える福島県の特別豪雪地帯では、ある異変が。向かったのは、新潟県と隣接する只見町です。日本有数の豪雪地帯で、降った雪を利用し、雪像を作っています。今週末から始まる「雪まつり」は、3年ぶりの開催。
只見ふるさとの雪まつりコーディネーター・小沼信孝さん:「大型ダンプで約1000台分が積み上げられています」
豪雨被害を受けたJR只見線。その全線再開通を祝い、巨大な雪像を作っています。ところが、7日は3月下旬並みの暖かさ。雪がとけて、作業は難航しています。
只見ふるさとの雪まつりコーディネーター・小沼信孝さん:「こんな感じで、きれいに表面が落とせるくらいとけている。せっかく作ったのにとけたら補修するの繰り返し」
地元の中学生たちも加わり、雪像作りを手伝います。
地元の中学生:「(Q.何を作っている?)トトロです」
只見ふるさとの雪まつりコーディネーター・小沼信孝さん:「町民全体で盛り上げる意識でいる。学校や警察官たちも盛り上げて作ってくれる」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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