渡邉容疑者と小島容疑者 8日にも日本送還の見通し(2023年2月7日)
フィリピンで収容され、日本が送還を求めていた容疑者4人のうち、残る2人は8日にも送還される見通しです。7日に打ち切りとなったこの2人の裁判について、裁判所は訴えが捏造(ねつぞう)だった可能性を指摘しました。
全国で相次ぐ強盗事件との関与が疑われ、特殊詐欺事件に関わったとして逮捕状が出された4人のうち、現在もフィリピンの収容所内にいる渡邉優樹容疑者(38)と小島智信容疑者(38)については7日、フィリピン国内で続いていた裁判が打ち切られました。
裁判資料によりますと、原告側から証拠が提出されず、訴え自体が捏造されたものである可能性が排除できないため、訴えを棄却したとしています。
フィリピン国内での裁判手続きが続いている限りは日本への送還ができないことから、レムリヤ法相はこれらの裁判について、出演したラジオ番組で「強制送還を回避するために訴えを起こさせている」などと指摘していました。
裁判が打ち切られたことによって送還に向けた法的な条件が整うことになり、2人は8日にも日本へ送還される見通しです。
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