男湯に女性清掃員 男性利用者3人に1人「同性にしてほしい」…従業員側にもメリット(2022年11月3日)
銭湯を利用するなかで、こんな「疑問」を持った経験はありませんか?
ツイッターから:「女湯に男性清掃員はダメで、男湯に女性清掃員はOKは本当にナゾ」
男性なら、男湯にもかかわらず、洗面器の片付けなどに女性の従業員が入ってきたという経験、ある人も多いのではないでしょうか。
調査によると、女性従業員が男湯を清掃している施設は44%に上るといいます。
また、男性利用者の3人に1人は、「同性に清掃してほしい」と感じているとの調査結果も。
銭湯の利用者:「恥ずかしいという気持ちはあります。一瞬、こちらとしても驚いてしまう。お風呂やサウナを純粋に楽しむという意味で、できれば分けたほうがいいのではないかと思う」
こうした声に、施設側のスタッフは…。
前野原温泉さやの湯処 吉岡隆男さん:「男性の風呂場に女性のスタッフが入ってくることに対して、ちょっと嫌だなと思われる方が増えてきている。それも踏まえまして男性は男性の風呂場を、女性は女性の風呂場をしっかり見ていこうと」
この施設では、これまで女性の従業員が営業中の男湯の清掃に入ることがありましたが、現在は、すべての時間帯に男性と女性を配置するようにしました。
それにより、従業員側にもメリットが生まれたといいます。
吉岡さん:「(女性スタッフは)非常にストレスに感じていたと思う。それがなくなったというのは、働きやすさにつながったのかなと思います」
男湯の清掃は、女性従業員にとっても精神的な負担があります。ただ、男湯用・女湯用に別々の従業員を雇用するのは経営上難しいという施設も多く、業界全体ではまだまだ課題があるようです。
(「グッド!モーニング」2022年11月3日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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