「火星より寒い」米・北東部で“体感温度-78℃” 観測史上最低…“秒速55m突風”も(2023年2月6日)

「火星より寒い」米・北東部で“体感温度-78℃” 観測史上最低…“秒速55m突風”も(2023年2月6日)

「火星より寒い」米・北東部で“体感温度-78℃” 観測史上最低…“秒速55m突風”も(2023年2月6日)

 風が音を立て激しく吹き荒れ、雪も舞い、辺り一面が真っ白になっています。

 3日、アメリカ・北東部にあるワシントン山、標高およそ1900メートル地点で撮影された映像です。

 翌日の午後の映像では、この通り。前の日は、いかに風が強かったかが分かります。

 画面越しからでもその寒さが伝わってくるようですが、この時の体感温度は、なんと全米の観測史上最低マイナス78℃。

 北極圏から流れ込んだ寒気の影響で、気温はマイナス44℃まで下がり、さらに秒速55メートルの突風が吹いたことで、体感温度がここまで下がったということです。

 地球の隣の惑星「火星」のここ1週間の平均気温はマイナス75℃だといい、地元メディアは「今回の記録は火星よりも寒い」と報じています。

 一方、マサチューセッツ州のボストンでも4日、マイナス23℃まで気温が下がり、日中としては過去最低を記録。ボストンの市長は、非常事態を宣言しました。

(「グッド!モーニング」2023年2月6日放送分より)
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