“ジャンボ”ボーイング747製造終了 海外旅行の普及牽引 元パイロット「最高傑作」(2023年2月6日)

“ジャンボ”ボーイング747製造終了 海外旅行の普及牽引 元パイロット「最高傑作」(2023年2月6日)

“ジャンボ”ボーイング747製造終了 海外旅行の普及牽引 元パイロット「最高傑作」(2023年2月6日)

 海外旅行の普及を牽引(けんいん)した航空機・ボーイング747が製造を終了しました。20年乗り続けた元パイロットは、「最高傑作」だったと評価しました。

■大量輸送を実現「世界が狭くなった」

 「ジャンボ」の愛称で親しまれたボーイング747。アメリカのボーイング社は先週、世界の大量輸送時代を支えた航空機の製造に幕を閉じました。

 元ボーイングエンジニア:「最後の機体が1574機目と考えると、私が担当した最初の機体は、遠い昔の話で懐かしく感じます」

 元ボーイング従業員:「寂しくて、涙が出ました。素晴らしい航空機で仕事ができたことを誇りに思っています」

 この日、最後の機体が向かったのは、納品先の貨物航空会社。飛行ルートで「747」の数字を描くパフォーマンスもありました。

 全長70メートルの2階建て。最大500人以上が乗ることができる機内スペースは、乗客の乗り心地を考え抜いた構造で、「空の女王」と呼ばれました。

 世界の空にデビューした1970年、日本航空も導入。累計で110機余りを保有し、国内線・国際線ともに数多く運航しました。

 そんな747型機のパイロットを、20年にわたり務めた小林宏之さんは、次のように話します。

 元日本航空機長・小林さん:「ボーイング747というのは、航空史上最高の傑作だと思う。ボーイング747が就航することによって、世界中の人たちが移動できるようになって、非常に世界が狭くなった。航空の歴史では、一番貢献した」

 大量輸送を可能にした747は、航空運賃の引き下げに貢献。海外旅行をより身近なものにしました。しかし…。

 小林さん:「経済性が悪くなった、ということですね。地球環境のCO2削減という問題があって、ジャンボだと、4つのエンジンで燃費もCO2の排出も大きいということで。最近では、(エンジン)2発機が主流になってきた」

 日本では、2014年に旅客用から姿を消した747。小林さんによると、多くは今、貨物運搬用に使われているそうで、旅客機として利用している国は残り少なくなってきているということです。

(「グッド!モーニング」2023年2月6日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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