【フィリピン収容所】日本人4人を“移動” 渡邉容疑者ら6日に審理(2023年2月5日)

【フィリピン収容所】日本人4人を“移動” 渡邉容疑者ら6日に審理(2023年2月5日)

【フィリピン収容所】日本人4人を“移動” 渡邉容疑者ら6日に審理(2023年2月5日)

 4人まとめてなのか、それとも2人だけ先になのか。6日以降の日本への身柄移送を前に、フィリピンの収容所で新たな動きがありました。収容所は、一連の強盗事件の指示役「ルフィ」の可能性が指摘され、別の事件で逮捕状が出ている日本人4人を、収容所内の別の部屋に移動させました。

 日本が身柄の引き渡しを求めている容疑者4人が収容されているフィリピンのビクタン収容所で、新たな動きがありました。

 現在、収容されている収容者のうち、他国で起きた事件の容疑者らを4日から施設内の小さな部屋に移動させ、一般の収容者と接触できない状況にしたということです。

 10年ほど前のビクタン収容所の間取り図です。現在とは中の様子が変わっている可能性もありますが、赤い枠で囲ったエリアが収容者の居住エリアです。左右の端には寝床があります。「2人部屋」と書かれている部屋もありました。今の「VIPルーム」と呼ばれる部屋なのでしょうか。そして、その隣には独房と書かれた部屋も確認できます。

 しかし、入管関係者によりますと、今回、渡邉容疑者ら4人の移動先は独房ではないといいます。

 この収容所では先月31日、当局による捜索が行われ、賄賂を使って手に入れたとみられる大量の携帯電話が押収されていました。

 フィリピンの入国管理局は、禁止されている通信機器などを収容者が使っていることを放置していたなどとして、ビクタン収容所の所長ら36人を更迭しています。入国管理局のトップも収容所を訪問し、新所長のもとでの収容所の運営状況を視察しています。

 そして今回、容疑者4人らの収容所内での部屋移動。どんな理由があるのでしょうか。

 全国で相次ぐ強盗事件の指示役「ルフィ」の可能性がある4人の男。いつ日本へ送還されるのかが焦点となっています。渡邉優樹容疑者と小島智信容疑者の裁判は6日、前倒しで行われ、棄却が決まれば速やかに送還の手続きが取られるとみられます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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