卒業式迎える現場は「時間がない」マスク着用どうなる(2023年2月4日)

卒業式迎える現場は「時間がない」マスク着用どうなる(2023年2月4日)

卒業式迎える現場は「時間がない」マスク着用どうなる(2023年2月4日)

東京都内のこちらの学校、校内でのマスク着用ルールは、今も変わりません。
マスクを外すのは、給食の時間と体育の時間だけです。

青稜中学校1年生の生徒
「疲れた時とかは端っこで(マスクを)外して休憩しています」

来月には、3年生にとって大きなイベント、卒業式が控えています。永岡文科大臣は、
卒業式でのマスク着用について “外せるルールに決まれば”と、前置きした上で…

永岡文科大臣
「マスクをしなければ嫌だという子供はマスクをし、マスクを外すと家庭で決めた人は、外しての参加になろうかと思う。」

政府は今月中の早い段階で方針を決定するとしています。
では、新たな門出を迎える生徒たちは、どのような思いを抱えているのでしょうか?

青稜中学校 3年生の生徒
「部活の時とかもなるべくマスクはつけるようにという風に親とかにも言われていてちょっと息苦しいな、生活しづらいなというのは感じていました」

青稜中学校 3年生の生徒
「マスクをしていると、笑顔が見えないので私は卒業式でマスクが外せるような環境になれたらいいなと思います」

マスクの着用による生徒たちへの負担は大きいといいます

青稜中学校・高等学校 青田 泰明 校長
「これが昨年度の卒業アルバムになります。殆どの写真がマスクを着けての写真になっています。コロナ禍特有の卒業アルバムになってしまったかなという気がしますね。」

青稜中学校・高等学校 青田 泰明 校長
「5月に5類に変わるという流れがあってそこで色々新しい方針が出ると思ったんですけど、3月の卒業式に向けて外すというのはタイミングとしては正直我々としても驚いた、卒業まで一か月余りですのでご家庭との連絡ですとか、ちょっと時間が少ないかなと思いました。」

報告 テレビ朝日アナウンサー 仁科健吾
「不特定多数の人と接する機会が多い仕事、それがタクシーです。こちらのタクシー会社ではドライバーのマスクの着用について変化はあるのでしょうか?」

コンドルタクシー配車オペレーター
「かしこまりました、車両お探しいたします。お電話切らずにお待ちくださいませ」

都内にあるタクシー会社では、5類移行後のマスク着用を “個人の判断“とした政府の方針に戸惑いをみせています。

コンドルタクシー 岩田 将克 社長
「お客様が外す分には全然いいと思います。 ただ、タクシーのドライバーが先に外してしまうと、やはりまだ気にされているお客様がいらっしゃるので。しかし、マスクをすると、声がこもってしまうので意思疎通ができなくて、ドライバーがお客様を違うところにご案内してしまったりとかというケースは、ありますね」

では、狭い空間で直接、客に接するドライバーは、
どう考えているのでしょうか?  

タクシードライバーの西田さんは、入社3年目。
ホテル業界から転職後、コロナ禍でドライバーを続け、今は1日40人ほどの客を乗せています。

Q.どれくらいの人がマスクをつけていないですか?
コンドルタクシー 西田さん
「(マスクを外す客は)4分の1くらいの方ですかね。今はマスクしてないお客様が乗って来ても全然何とも思わないですね」

Q.5類に変わったら外す?
コンドルタクシー 西田さん
「私個人は多分外さないと思います。マスク外して営業するというのはやっぱお客様の目線もちょっと気になるかなって思います」

サタデーステーション取材
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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