当日の動き明らかに…東京・狛江の強盗殺人事件で使用レンタカー 別事件にも関与か? 特殊詐欺容疑者4人の強制送還は不透明|TBS NEWS DIG
東京・狛江市で先月19日に発生した強盗殺人事件。犯行には2台のレンタカーが使用されたとみられていますが、その後の捜査関係者への取材で、このうち1台の犯行後の動きが見えてきました。
狛江市の住宅で大塩衣与さん(90)が殺害され、貴金属などを奪われた事件。周辺の防犯カメラは、犯行に使用されたとみられる2台のレンタカーをとらえていました。
その後の捜査関係者への取材で、このうち1台に乗っていた中野区の強盗傷害事件で逮捕された永田陸人容疑者(21)と別の男2人が、犯行当日の夜に北区のホテルを訪れ、宿泊していたことがわかりました。
そして翌日。
記者
「永田容疑者はこちらの住宅街の一角で車を止めて立っていたところ、警察官に声をかけられたということです」
永田容疑者は東京・足立区で身柄を確保されましたが、その前に、宿泊を共にした2人の男と確保場所近くで空き巣に及んだ可能性があることもわかりました。
近隣住民
「急にシルバーの車が止まって、1人はすごい短髪で刈り上がっていて、あとは長髪の金髪。どっちも20代~30代くらいな感じの男の人たちが降りてきた。(妻が)『配達員みたいな格好した男の人もいたよ』って」
狛江の事件には少なくとも4人が関与したとみられていて、警視庁は永田容疑者ら3人が関与した可能性があるとみて調べています。
一方、永田容疑者と共に中野区の強盗傷害事件に関与した疑いが持たれている、西本佑聖容疑者(22)。
おととい、フィリピンから帰国したところを逮捕されましたが、JNNが入手した資料から、フィリピンへの入国日が今年1月9日だったことが分かりました。現地におよそ3週間滞在していて、警視庁は奪った金を運んでいた可能性もあるとみて捜査しています。
そのフィリピンで収容されているのが、特殊詐欺グループの4人。フィリピン側は、今村磨人容疑者(38)と藤田聖也容疑者(38)の2人は送還できるとしています。
残る渡辺優樹容疑者(38)と小島智信容疑者(45)は元妻らからの告訴が退けられておらず、強制送還ができない状況です。
フィリピン レムリヤ法相
「弁護士が順法精神に従わず、ただ送還を遅らせるための理由で告訴をしていたのであれば、その責任は軽くないだろう」
レムリヤ法相はきょう、渡辺容疑者の“元妻”らの権利を尊重したうえで、引き続き、4人まとめて送還できるよう各方面に働きかけていることを強調しました。
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