囲碁・最年少勝利記録…9歳の藤田初段 “66歳差対決”制す 牛窪九段「大したもの」(2023年2月1日)

囲碁・最年少勝利記録…9歳の藤田初段 “66歳差対決”制す 牛窪九段「大したもの」(2023年2月1日)

囲碁・最年少勝利記録…9歳の藤田初段 “66歳差対決”制す 牛窪九段「大したもの」(2023年2月1日)

 座布団を2枚敷いた椅子に座り、少し緊張した様子で対局相手を待つのは、小学3年生の藤田怜央初段(9)です。

 去年9月に史上最年少の9歳で囲碁のプロ棋士になった藤田初段。先月31日、名人戦の予選に臨みました。

 対局相手は、牛窪義高九段(75)。関西棋院棋士会の会長を務める大ベテランで、年齢差は実に66歳です。

 牛窪九段:「きょうは何回目や?3回目か?4回目か」

 対局は早い展開で進み、中盤は牛窪九段がリード。しかしその後、藤田初段が牛窪九段のミスをつく形で、形勢を逆転。見事、9歳9カ月で公式戦初勝利を挙げました。

 仲邑菫三段が持っていた10歳4カ月での最年少勝利記録を7カ月更新したことになります。

 藤田初段:「(Q.今の率直な感想をお願いします)うれしい」

 一方の牛窪九段は、次のように話しました。

 牛窪九段:「才能が素晴らしいということでね。きょうは、どんな才能を見せてくれるか、楽しみにしていた。大したものだと思います。これから、関西棋院を背負って立つ人になってくれると思います」

(「グッド!モーニング」2023年2月1日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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