環状7号線の地下に巨大調節池 東京を災害に強靭な都市に(2023年1月31日)
東京都が幹線道路の環状7号線の下で、今月から巨大な調節池を本格的に堀り進めています。「災害に強靭(きょうじん)な都市を目指す」とする工事の様子を取材しました。
今月、堀り進める作業が本格化したのは、環状7号線の地下で東京・中野区と練馬区を通る調節池です。
完成すると直径が13メートル弱、長さはおよそ5.4キロのトンネル状になります。
豪雨などになると水が引き込まれ、25メートルプールで2300杯相当のおよそ68万立方メートルの水をためられるということです。
この近くの複数の川では2005年に1時間に100ミリを超える激しい雨で水があふれ、都は6年前から整備を進めてきました。
東京都第三建設事務所・向山公人工事第二課長:「(調節池の完成で)いっすい被害を軽減できる。都民の皆さんの生命と財産を守ることができる」
都は、去年発表した風水害に強い街づくりに向けた新たな政策目標「TOKYO強靭化プロジェクト」にも調節池の計画を掲げていて、あと3年で取水を始める予定です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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