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巨大氷山が分離 “東京23区の2.5倍”なぜ?【南極観測隊】#shorts
テレビ朝日が同行取材をしている南極観測隊についてです。現地で氷の融解を巡って様々な調査が行われるなか、イギリスの研究所が巨大な氷山が分離する画像を公開しました。
真っ白な雪原にできた巨大な亀裂。場所は、昭和基地から約3000キロ離れた南極沿岸部。その存在は以前から確認されていましたが、亀裂が海とつながり、巨大な氷山が生まれたのです。
2019年の衛星画像。画面中央にある亀裂、かすかなものにも見えますが、時間を進めると亀裂は太くはっきりしていき、左側の部分は徐々に海に向かい、わずか4年で完全に分離。その大きさは東京23区の2.5倍にあたり、氷の厚さは150メートルにも及ぶといいます。亀裂が完全に1本の線につながると分離のスピードは増し、4日で完全に海へと流れたのです。なぜ分離したのか、その原因はまだ解明されていません。
先月、南極に到着した観測隊。同行取材を続ける記者たちも氷の融解が進んでいるとされる現場を目の当たりにしました。
第63次南極観測隊・澤柿教伸越冬隊長:「実は、南極氷床が急激に融解した時にこの氷床の下からドバッと水が出た時期があったんじゃないか。そういう仮説にたどり着いて」
陸地から平均2500メートルもの厚さのある氷。その下に湖のような大量の水があり、それがきっかけで融解したのではないかという論文を書いたといいます。
第63次南極観測隊・澤柿教伸越冬隊長:「当時、『そんなことあるわけねーだろう』って散々、否定されたんだけど、その後、色んな探査をやっていくうちに南極氷床の分厚い何千メートルの氷の下にたくさん湖があることが分かって。もしかしたら、それが決壊してドバッと流れたんじゃないか」
氷をはじめ、大気の観測など様々な調査を行う観測隊。その資材や食料など膨大な荷物が運ばれました。観測船「しらせ」と昭和基地を何度も往復し、物資を輸送します。
第64次南極地域観測隊・古田一暁さん:「(Q.真夜中の輸送、大変ですか?)真夜中の輸送は大変です」
真夜中も太陽が昇り続け、時間の感覚が失われるなか行われました。
ペンギンの個体数の調査など南極の生物の調査も観測隊の任務の一つ。1カ月後、再び同じ現場を訪れると、ペンギンのひなが皆、大きくなっていました。
現在、夏の南極。雲一つない澄み切った青空の日もあれば、天気が一変することも。昭和基地は居住棟や管理棟など複数の建物があり、移動する時に、いったん外に出なければならないこともあります。無事、全員移動できたことを報告。
吹雪のなか、観測隊の調査は続きます。/a>



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