全銀協会長　能登半島地震の被災地復興支援に全力(2024年1月4日)

全銀協会長　能登半島地震の被災地復興支援に全力(2024年1月4日)

　全国銀行協会の加藤勝彦会長は新年のあいさつで能登半島地震の復旧、復興への取り組みを銀行界として全力で支援していく姿勢を強調しました。

全国銀行協会　加藤勝彦会長
「金融上の措置への対応はもちろん、自然災害ガイドラインの適用を含めまして、復旧・復興への取り組みを官民一体となって全力で支援して参りたいと思います」

　加藤会長は能登半島地震の被災地に支援物資を運ぶ途中で発生した海上保安庁の航空機衝突事故について「本当に心が痛む」と述べたうえで、銀行界として全力で復旧と復興を支えていく考えを示しました。

　加藤会長が頭取を務めるみずほ銀行の親会社、みずほフィナンシャルグループは被災地の復旧支援のため5000万円を寄付すると発表しています。

　また、加藤会長は今年の日本経済について「成長と分配の好循環」をさらに加速させて、大きな成長軌道を描く環境が醸成されてきているとして、期待感を示しました。
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