北朝鮮が弾道ミサイル発射 「ロフテッド軌道」で発射か
政府は、北朝鮮が午前7時52分ごろ、弾道ミサイル1発を発射したと発表しました。北朝鮮のミサイル発射は今年に入って7回目です。
岸田文雄首相
「弾道ミサイルだと聞いています。国連安保理決議違反であり、強く非難をし、抗議を致しました」
松野官房長官は緊急記者会見を行い、北朝鮮が発射した弾道ミサイルは1発で、最高高度およそ2000キロ、飛翔時間はおよそ30分と推定されるということです。また、飛距離はおよそ800キロと推定され、中距離以上の弾道ミサイルとみられると述べました。
政府関係者によりますと、通常よりも高い高度で打ち上げられ、迎撃が困難とされる「ロフテッド軌道」で発射されたとみられるということです。日本のEEZ=排他的経済水域の外に落下し、これまでのところ被害は確認されていません。
政府は、北朝鮮に厳重に抗議するとともに、岸田総理をトップとする国家安全保障会議を開いて、情報分析や対応を協議しました。(30日11:16)
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