“氷点下の水上”でカヌー練習 半ズボン姿も…最強寒波“水道管破裂” 屋上から噴出(2023年1月26日)

“氷点下の水上”でカヌー練習 半ズボン姿も…最強寒波“水道管破裂” 屋上から噴出(2023年1月26日)

“氷点下の水上”でカヌー練習 半ズボン姿も…最強寒波“水道管破裂” 屋上から噴出(2023年1月26日)

 25日は、関東でも非常に寒い一日となりました。

■“氷点下の水上”で早朝練習 髪凍る寒さも…

 埼玉県の戸田漕艇場の桟橋の部分はすでに凍っていて、つるつるしています。氷も確認できます。25日午前7時ごろ、手元の気温計はマイナス0.8℃。まさに凍て付く寒さとなっていました。

 午前6時、氷がびっしりと付いた鎖が厳しい寒さを物語ります。そんな状況のなか、カヌーを漕いでいる人がいました。

 東京オリンピックのカヌースプリント種目で日本代表候補にも選出された、遠田穂奈美さん。日中は会社員として働きながら、仕事の前後にハードな練習を重ねています。この日も…。

 遠田さん:「(Q.気温計マイナス2.9℃。いかが?)ちょっと見たことないですね。びっくりしちゃいます」「(Q.今からの練習への意気込みは?)頑張ります…!」

 気合を入れて、いざ水上に!勢いよく進みだした船は、漕ぐたびに水しぶきを上げながら進みます。

 服までびしょびしょになっても続く、激しい練習。そして、練習を終えた遠田さん。

 遠田さん:「(Q.陸に上がってみて、いかが?)超寒いです…!」

 90分にわたる練習を終えた遠田さんをよく見ると、ある異変が起きていました。

 遠田さん:「(Q.髪の毛って凍るんですね…)あんまりないですね。言われるまで気付かなかったです…」

 凍ったのは髪の毛だけではなく…。

 遠田さん:「(Q.船も凍ってる?)はい」「(Q.このシートもバリバリいいますね)信じられないですね…!」

 その一方で、なんと半ズボン姿で練習する人もいました。

 半ズボン姿で練習する人:「(Q.短パンで大丈夫ですか?)いつもこれなので、もう寒さも慣れました。これから15キロから20キロぐらい漕ぎます!」

■“水道管破裂”屋上から水噴出 修理業者にSOS

 東京・八王子市にある水道工事会社。

 有限会社磯沼工業・磯沼康雄社長:「隣に噴いちゃう感じ。分かりました。行きますよ」

 SOSを受け、急いで現場に駆け付けると、屋上の水道管から水が噴き出していました。

 磯沼社長:「これは凍結だろうね。この山がね、平たくなっちゃってるから。凍ってる、まだ」

 水を止め水道管を外してみると…。

 磯沼社長:「凍ってるね、ほら」

 水道管の中が完全に氷で塞がれていました。

 磯沼社長:「おそらく、この保温材が風化して、取れちゃったんでしょうね。(水道管が)裸でしたからね。それでですよ」

 破損した水道管を交換して保温材を巻き直し、工事は完了。しかし、保温材を巻いたからといって安心せず、定期的に劣化状況のチェックが必要です。

(「グッド!モーニング」2023年1月26日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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