ポツンと一軒宿 新宿に超高層ビル(2022年1月29日)
1970年、昭和45年9月、なぜかアドバルーンらしきものが見えるここは、明治神宮近くの間の住宅地です。
代々木駅です。ヘリは線路沿いに北へ進みます。
貨物駅が見えてきました。現在、タイムズスクエアビルが建っているあたりです。
甲州街道に面して新宿駅南口の駅舎建物です。こじんまりとしています。
画面手前、駅のこちら側に駅ビルが見えています。今のルミネエストです。
大ガードを越えて、西口へ。
大ガード左側に見える建物が密集した一帯が、思い出横丁。
小さな飲み屋さんなどが所狭しと並んでいます。
1999年の大火事を乗り越えて、今も頑張っています。
手前に見えるビルが小田急ハルク、小田急百貨店の原点です。
画面左が小田急百貨店、右奥が京王百貨店です。
新宿駅西口広場です。バスターミナルは地上、タクシー乗り場や駐車場は地下、と住み分けられています。
「世界で初めての立体駅前広場」という触れ込みでしたが、1969年、昭和44年に反戦フォークソング集会が盛り上がってくると、広場ではなく通路だということにされてしまい、集会は排除されました。
ヘリは西に進みます。空き地の向こうに見えるレトロな建物は工学院大学。
その隣に建築中の京王プラザホテルが現れました。
淀橋浄水場の跡地に計画された新宿副都心に建設された最初の超高層ビルです。
地上47階170メートルの、当時東京で一番高いビルでした。
このときは20階ぐらいまで外壁が貼られている様子が見て取れます。
開業したのは1971年、去年2021年に開業50周年を迎えました。
京王プラザホテルの住所は、西新宿2丁目2番1号。
でも、この場所はこの半年前まで、新宿区角筈2丁目でした。
実は新宿駅も角筈1丁目。
駅の向こう側の地名だった「新宿」が、副都心、さらには今オペラシティがあるところまで広がっていったのです。
そして副都心、道路はすでに整備されていますが、それ以外はただの空き地が広がっています。
建築中の京王プラザホテルだけが、まさにポツンと聳えています。
その後、1974年、昭和49年から超高層ビルが次々に完成しますが、京王プラザホテルの西側の3区画だけはいつまで経っても空き地のままで、平成に変わった後の1990年にようやく東京都庁が完成しました。
画面右、副都心の西側に新宿中央公園が見えます。
ヘリは西に進みます。
神田川を越えます。神田川に架かる「淀橋」が画面の下にわずかに外れたところにあるんですが、その淀橋を渡ってきた青梅街道が見えてきました。
中野坂上の交差点です。この交差点にも今や3つの角に4つの高層ビルが建っています。
向こうのほうに京王プラザホテル。やはりポツンと聳えています。
このあたり、100年前には中野の中心地でした。
現代の新宿上空です。
画面手前に新宿駅、真ん中に京王プラザホテルが健在です。その奥に東京都庁。
画面左奥の白っぽいビルが東京オペラシティ。右上が中野坂上交差点です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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