「ただただ、怒りの感情」 全米各地で“中絶の権利”訴える集会 権利認めた連邦最高裁判断から50年|TBS NEWS DIG
アメリカでは人工妊娠中絶の権利を認めた連邦最高裁の判断から50年となるのにあわせ、中絶の権利を訴える集会が各地で開かれました。
記者
「州の議事堂の建物ですけれども、下のフロアからそして上まで、身動きがとれないほど多くの人が集まり、中絶の権利を訴えています」
「私たちの体、私たちの選択」
ウィスコンシン州では、「女性の中絶の権利を認める」という最高裁の判断からちょうど50年の節目となる22日、女性が中心となった集会が開かれました。
去年6月に最高裁が判断を覆して以降、中絶を原則禁止する州が増えているなかでの開催となり、参加者から抗議の声が上がりました。
参加者
「とても怒っています。ただただ、怒りの感情です」
集会は全米200か所以上で開催されましたが、アメリカではキリスト教保守派を中心に「中絶を容認するべきでない」という意見も根強く、国を二分する議論が続いています。
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