「火の勢いすごかった」神戸市の集合住宅火災　ほとんどが高齢男性の一人暮らし(2023年1月22日)

「火の勢いすごかった」神戸市の集合住宅火災　ほとんどが高齢男性の一人暮らし(2023年1月22日)

　22日未明、神戸市兵庫区で集合住宅が焼ける火事があり、男性4人が死亡し、4人が意識不明の重体です。

　（小橋亮記者報告）
　4人が亡くなった神戸市兵庫区の火災現場です。現在、建物はブルーシートに覆われていますが、1階部分が激しく焼けていて、今も時折、焦げ臭いにおいが漂っています。

　午前1時半ごろ、神戸市兵庫区湊町の3階建て集合住宅で「1階から火が出ている」と消防に通報がありました。

　火はおよそ3時間後に消し止められましたが、1階で見つかった男性4人の死亡が確認され、40代から70代の男性4人が病院に搬送されましたが、4人とも意識不明の重体だということです。

　集合住宅に住む男性：「すでに黒煙が出てきたのと、火の勢いがすごかったから。もう1人（別の住人）が中に入って、1人を救い出してきた」

　近くで働く男性：「2階の踊り場でおじいさんが立ってました。消防の方が『はよ下りて、はよ下りて』と言っていました」

　警察などによりますと、部屋の多くは3畳ほどの広さで、ほとんどが高齢の男性が1人で暮らしていたということです。

　警察は、死亡した4人の身元の特定を進めています。
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