「誰が打てる?」「効果は?」オミクロン対応ワクチン接種開始へ(2022年9月17日)

「誰が打てる?」「効果は?」オミクロン対応ワクチン接種開始へ(2022年9月17日)

「誰が打てる?」「効果は?」オミクロン対応ワクチン接種開始へ(2022年9月17日)

オミクロン株に対応したワクチンが、承認され、早ければ来週にも接種が開始されます。
新しいワクチンについて、「変異種が現れるたびに、そのたびに打つ必要あるの?」「今回のワクチンはBA.5にも効果があるの」
など一般の方の疑問について、専門家に伺いました。

街録
「3回目から新しいワクチンが打てる。」
「変異株がいっぱい出てるんで、そのたび打つのって、何回打てばいいのかなって、きりないなって思います。」
「新しい方で打つなら打とうかなと思っています。」

では、新しいワクチン、どのような人が打てるのでしょうか。
対象は、2回のワクチンを接種済みの人です。
そしてワクチン接種で、特に多く聞かれたのは…。

街録
「副反応が一番心配ですね。薬の効果があんまりよく分からないので、打つのはどうかなと」
「副反応がきつかったからワクチンの効果って本当にあるのかなと思いますね。」

効果について専門家に聞きました。

長崎大学大学院 森内 浩幸 教授
「狙っているのは重症化を防ぐということです。
今のワクチンは感染を防ぐということを主に狙っているワクチンではない。
若くて健康な人であれば、とりあえず2回の初回接種がきちんと終わっているときに、
高齢者の4回目接種に比べると3回目をそこまで急ぐ理由は私はないと思っています。」

街録
「(新しいワクチンが)今回間に合わなかったんで、それで8月の末に4回目打ちました。」
長崎大学大学院 森内 浩幸 教授
「私は大変正しいと思います。決して打ち控えすることなく、
接種券が来たらただちに今すぐ打てるものを打つというやり方のほうが良いと思います。」

さらに年末にかけ、いま日本で流行しているBA.5に対応したワクチンが入ってくる予定です。

街録
「オミクロン株特化してたら良いとは思いますけど、今回来るのはBA.1対応のようなのでどうなのかな?」
長崎大学大学院 森内 浩幸 教授
「(従来株と比べ)BA.1とBA.5の差はそこまで大きくありません。
BA.5に対する抗体が、これまでのワクチンに比べると2倍ぐらいはしっかりとできるということがわかっていますので、
BA.5にもこれまでのワクチンよりも、しっかりと有効性を発揮することが期待できると思います。」

サタデーステーション 9月17日OA
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事