クジラ「淀ちゃん」 大人のオスだった…きょう沖へ#shorts

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大阪湾の淀川河口付近に迷い込み、死んだマッコウクジラの死骸の運び出し作業が、1月18日に始まりました。

クレーンでクジラが完全に水中から引き揚げられました。尾びれが垂れ下がり、大きさとその重さがうかがえます。

1月18日の調査では、クジラは体長14.69メートル、体重38トンで大人のオスということが分かりました。

学術調査を行った国立科学博物館の田島木綿子研究主幹は、次のように話します。

田島研究主幹:「大人のオスということは、マッコウクジラは単独行動。いわゆる、お嫁さん探しをしている。大人のオスは迷い込むことはないので。だから、何で迷い込んだのかというのは分からなかった」

死因については、現時点では特定されていませんが…。

田島研究主幹:「外傷による死因は否定しました。病気かどうかは確認できなかった」

今後は、採取したクジラの筋肉組織などから環境汚染物質などを調べ、死因の特定につなげたい考えです。

クジラは1月19日、和歌山県と徳島県の間に広がる海域「紀伊水道」の沖へ運んで、沈める計画です。/a>

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